広東省の 南澳島へ     2008年11月
                                             

中国、広東(カントン)省東端沿岸にある島。行政上は南澳県、汕頭(スワトウ)市の管轄。
人口約7万人、南は南シナ海に面している。漁業以外では米作が盛んである。
深澳と南東部の雲澳の間には雄鎮関が設けられ、現在も史跡として残っている。
明末には、鄭成功(ていせいこう)の根拠地の一つとなったことでも知られる。

汕頭市からフェリーで南澳島へ
交通手段はフェリーしかない為、約40分かかる

汕頭の港  


 運転士とガイドさんの話では、
南澳島は広東省で一番美しい島とのことであった



「宋の井戸」の入り口、「宋」の字の門



宋の皇帝は国を追われ、亡命の途中で
飲み水が無くなった。大臣のひとりが井戸を掘って
水を得た。


宋の皇帝の家族の石像

「宋の井戸」近くの海岸

宋の井戸

では風力発電機をよく見かけた


海水浴に最適の黄金海岸



地元の小さなバナナ


昔、「南澳総兵府」(軍司令部の意味)があった所

 
南澳島の入り口

 

鄭成功の石造


 ここで鄭成功が新兵を募集した、と書かれている




南澳島は福建省、「ビン」(門がまえに虫)と
広東省、「粤」の両省を守る総司令部が置かれていた

福建省と広東省の省界にあたる所  


南澳島の特産物は、芋(特別甘い)とイワシの干物など。

  
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